実家の庭じまいやり方費用など

実家の庭じまい、何から始める?大阪のお客様へ向けた手順と費用ガイド

実家の庭じまいが必要になる理由

ご実家の庭、管理が負担になっていませんか?

高齢になった親御さんに代わって庭の手入れをする時間が取れない、相続した実家が空き家になり庭が荒れ放題、売却を検討しているが庭の片付けが必要…。大阪府内でも、こうした理由で「庭じまい」を考える方が増えています。

庭じまいとは、使わなくなった庭を整理・撤去し、管理しやすい状態に戻すこと。ただ「片付ける」だけでなく、将来の土地活用や売却も見据えた計画的な作業が必要です。

この記事では、大阪で実家の庭じまいを検討している方に向けて、何から始めればいいのか、具体的な手順と費用相場を詳しく解説します。


庭じまいとは?基本的な考え方

庭じまいは、以下のような作業の総称です。

  • 不要な植栽(樹木、植え込み、芝生など)の撤去
  • 庭石や灯籠、物置などの構造物の処分
  • 地面の整地と仕上げ処理
  • 必要に応じた防草対策や舗装

目的は、「管理負担の軽減」「土地の有効活用」「売却のための整備」など、それぞれのご家庭の事情によって異なります。

大切なのは、ゴールを明確にすること。更地にするのか、最低限の手入れで済ませるのか、あるいは新たな庭として再生するのか。目的によって作業内容と費用が大きく変わります。


大阪で庭じまいを始める前に知っておきたいこと

大阪府内で庭じまいを行う場合、地域によって条件が異なります。

大阪市内と郊外の違い

  • 大阪市内(中央区・北区・西区など): 住宅密集地が多く、重機の搬入路が狭い場合があります。近隣への配慮も重要で、作業時間に制限がかかることも。
  • 郊外(堺市・吹田市・豊中市など): 比較的敷地が広く、重機の搬入がしやすい傾向があります。
  • 山間部・郊外エリア(箕面市・河内長野市など): 傾斜地や不整地が多く、整地作業が複雑になる場合があります。

大阪での費用に影響する要素

  • 敷地の広さと形状
  • 重機が入れるかどうか(道幅、入口の広さ)
  • 撤去する植栽の量と種類(高木、低木、芝生など)
  • 残材の処分量(産廃処理費用)
  • 仕上げ方法(防草シートのみ、砕石敷き、コンクリート舗装など)

大阪では、特に市内中心部での作業は養生費や交通整理費が追加でかかることがあるため、見積もり時に確認しましょう。


【ステップ1】現場調査と計画策定

庭じまいの第一歩は、現場の状況を正確に把握することです。

自分でできる事前確認

まずは、ご自身で以下の項目をチェックしましょう。

  • 庭の広さ(おおよその坪数または㎡)
  • 撤去が必要な樹木の本数と高さ
  • 植え込みや芝生の範囲
  • 庭石や灯籠、物置などの構造物の有無
  • ブロック塀やフェンスの状態
  • 地面の傾斜や水はけの状況

業者による現地調査

専門業者に依頼する場合、現地調査は必須です。業者は以下の点を確認します。

  • 重機の搬入経路と作業スペース
  • 撤去する植栽の種類と量
  • 地中の障害物(古い基礎、配管など)
  • 近隣への影響(騒音、振動、落下物のリスク)
  • 仕上げ後の排水計画

現地調査は通常無料ですが、一部の業者では有料(5,000円〜1万円程度)の場合もあります。複数の業者に依頼する際は、調査費用の有無を事前に確認しましょう。

計画策定のポイント

  • 目的を明確にする: 更地にするのか、簡易的な整備にとどめるのか
  • 予算を決める: 後述する費用相場を参考に、予算の上限を設定
  • スケジュールを立てる: 作業期間と完了時期の目安を確認

大阪の気候を考えると、梅雨(6月〜7月)や真夏(8月)は作業効率が落ちるため、春(3月〜5月)または秋(9月〜11月)がおすすめの時期です。


【ステップ2】見積取得と業者選定のポイント

庭じまいは専門的な作業のため、信頼できる業者選びが成功の鍵です。

見積もりは必ず3社以上から取る

複数の業者から見積もりを取ることで、適正価格を把握できます。大阪府内には、造園業者、解体業者、不用品回収業者など様々な業者がありますが、庭じまいには造園業者か解体業者が適しています。

見積書でチェックすべき項目

  • 植栽撤去費用(樹木1本あたり、または一式)
  • 伐根費用(根を抜く作業)
  • 残材処分費用(㎥あたり、またはトラック台数)
  • 整地費用(㎡あたり)
  • 重機使用料
  • 養生費・交通整理費(市内中心部の場合)
  • 仕上げ費用(防草シート、砕石、舗装など)

「一式 ○○万円」という曖昧な見積もりではなく、項目ごとに内訳が記載されているかを確認してください。

大阪で優良業者を見つける方法

  • 大阪府造園建設業協会の会員業者を探す
  • 地域の口コミサイトやGoogle口コミを確認
  • 実績年数と施工事例をチェック
  • 産業廃棄物収集運搬業の許可を持っているか確認

業者選定の注意点

  • 極端に安い見積もりには要注意(後から追加費用を請求される可能性)
  • 契約前に必ず現地調査を実施する業者を選ぶ
  • 損害賠償保険に加入しているかを確認
  • 口約束ではなく、契約書を交わす

【ステップ3】植栽・不要物の撤去作業

いよいよ本格的な庭じまいのスタートです。まずは植栽と不要物の撤去から始めます。

樹木の伐採・伐根

庭の樹木を撤去する作業は、庭じまいの中でも最も手間とコストがかかる部分です。

作業の流れ

  1. 樹木の伐採(地上部分を切る)
  2. 伐根(地中の根を掘り起こして抜く)
  3. 切断・分別
  4. 処分場への運搬

大阪での樹木撤去費用相場

樹木の高さ伐採費用伐根費用(追加)
3m未満(低木)5,000円〜1万円/本5,000円〜1.5万円/本
3〜5m(中木)1万円〜3万円/本1.5万円〜4万円/本
5〜10m(高木)3万円〜8万円/本4万円〜10万円/本
10m以上(大木)8万円〜20万円以上/本10万円〜25万円以上/本

※費用は樹木の太さや本数、現場の状況によって変動します。

植え込み・芝生の撤去

植え込みや芝生は、根ごと剥がして処分します。

  • 植え込み(ツツジ、サツキなど):1㎡あたり2,000円〜5,000円
  • 芝生の撤去:1㎡あたり1,500円〜3,000円

処分費用

撤去した植栽は産業廃棄物として処分されます。

  • 軽トラック1台分:1万円〜3万円
  • 2トントラック1台分:3万円〜8万円
  • 4トントラック1台分:8万円〜15万円

大阪市内の場合、処分場までの距離が近いため、郊外に比べて運搬費が抑えられる傾向があります。

注意点

  • 隣家に枝が越境している場合は、事前に近隣へ挨拶が必要
  • 作業中の騒音や振動について、近隣への配慮を忘れずに
  • 高木の伐採は危険を伴うため、必ず専門業者に依頼

【ステップ4】構造物の撤去または残置の判断

植栽を撤去した後、庭の構造物をどうするか判断します。

主な構造物

  • ブロック塀・フェンス
  • 庭石・灯籠
  • 物置・小屋
  • 擁壁(土留め)
  • コンクリート土間

撤去するか残すかの判断基準

撤去したほうが良いケース

  • 老朽化して倒壊の危険がある
  • 土地を売却する予定で、更地にしたい
  • 新たな活用方法(駐車場など)を考えている

残しても良いケース

  • 状態が良く、再利用できる
  • 撤去費用が高額で、予算を超える
  • 境界を示す必要があるブロック塀など

構造物撤去の費用相場(大阪)

構造物撤去費用目安
ブロック塀(1㎡あたり)5,000円〜1万円
フェンス(1mあたり)3,000円〜8,000円
庭石(小〜中型)3万円〜10万円
灯籠5万円〜15万円
物置(小型)3万円〜8万円
コンクリート土間(1㎡あたり)5,000円〜1.5万円

擁壁の扱いに注意

擁壁(土留め)は、敷地の高低差を支える重要な構造物です。安易に撤去すると土砂崩れのリスクがあるため、必ず専門家に相談してください。


【ステップ5】地面処理と整地作業

植栽と構造物を撤去したら、地面を平らに整える整地作業に移ります。

整地の目的

  • 地面の凸凹をなくし、見た目を整える
  • 水はけを改善する
  • 次の活用方法(駐車場、畑など)に備える

整地作業の流れ

  1. 残った根や石の除去
  2. 地面の高さを均一にする(重機使用)
  3. 転圧(地面を締め固める)
  4. 必要に応じて砕石や土を入れる

大阪での整地費用相場

  • 基本的な整地(重機使用):1㎡あたり1,000円〜3,000円
  • 土の入れ替え:1㎥あたり5,000円〜1万円
  • 砕石敷き:1㎡あたり2,000円〜4,000円

注意点

  • 地中に古い基礎や配管が残っている場合、追加費用が発生することがある
  • 傾斜地の整地は高度な技術が必要で、費用も高額になる
  • 整地後の排水計画を考慮する(水たまりができないように)

【ステップ6】仕上げ措置(防草・舗装など)

整地が終わったら、土地の用途に応じた仕上げ作業を行います。

主な仕上げ方法

1. 防草シート+砕石

最も一般的でコストパフォーマンスの高い方法です。

  • 費用:1㎡あたり2,000円〜5,000円
  • メリット:雑草の発生を抑制、水はけが良い、歩行可能
  • デメリット:数年後に再施工が必要な場合がある

2. コンクリート舗装

駐車場として活用する場合に最適です。

  • 費用:1㎡あたり8,000円〜1.5万円
  • メリット:耐久性が高い、メンテナンス不要
  • デメリット:初期費用が高い、後から変更しにくい

3. アスファルト舗装

駐車場や通路に適しています。

  • 費用:1㎡あたり5,000円〜1万円
  • メリット:コンクリートより安価、施工が早い
  • デメリット:夏場に柔らかくなる、定期的な補修が必要

4. 人工芝

見た目を保ちたい場合の選択肢です。

  • 費用:1㎡あたり5,000円〜1万円
  • メリット:緑の景観を維持、メンテナンス不要
  • デメリット:耐久年数は7〜10年程度

5. 砂利敷き

シンプルで和風の雰囲気を出せます。

  • 費用:1㎡あたり1,500円〜3,000円
  • メリット:安価、防犯効果(音が鳴る)
  • デメリット:雑草が生えやすい、歩きにくい

大阪でのおすすめ仕上げ方法

  • 売却予定の土地: 防草シート+砕石(低コストで見栄えが良い)
  • 駐車場として活用: コンクリートまたはアスファルト舗装
  • 将来的に再利用予定: 防草シートのみ(後から変更しやすい)

【ステップ7】最終確認とアフターフォロー

作業が完了したら、最終確認を行います。

確認すべきポイント

  • 契約通りの作業が完了しているか
  • 地面に凹凸や水たまりがないか
  • 残材や廃棄物が残っていないか
  • 近隣への影響(傷、汚れなど)がないか

書類の受け取り

作業完了後、以下の書類を業者から受け取りましょう。

  • 作業完了報告書
  • 廃棄物のマニフェスト(産業廃棄物の処理証明)
  • 保証書(仕上げ作業に保証がある場合)

アフターフォロー

優良な業者は、作業後も以下のようなフォローを提供します。

  • 仕上げの不具合に対する保証(3ヶ月〜1年程度)
  • 雑草対策のアドバイス
  • 今後の土地活用の相談

大阪での庭じまい費用相場まとめ

大阪府内で実家の庭じまいを行う場合の総費用を、敷地の広さ別にまとめました。

小規模(20〜30㎡程度)

  • 植栽撤去:5万円〜15万円
  • 整地:2万円〜6万円
  • 仕上げ(防草シート+砕石):4万円〜10万円
  • 合計:11万円〜31万円

中規模(50〜100㎡程度)

  • 植栽撤去:15万円〜40万円
  • 構造物撤去:10万円〜30万円
  • 整地:5万円〜15万円
  • 仕上げ:10万円〜30万円
  • 合計:40万円〜115万円

大規模(100㎡以上)

  • 植栽撤去:40万円〜100万円以上
  • 構造物撤去:20万円〜60万円
  • 整地:10万円〜30万円
  • 仕上げ:20万円〜60万円
  • 合計:90万円〜250万円以上

費用を抑えるポイント

  • 複数業者から相見積もりを取る
  • 閑散期(秋冬)に依頼する
  • 仕上げ方法を工夫する(最低限の防草対策のみなど)
  • 自分でできる部分(小物の片付けなど)は自分で行う

よくある質問(FAQ)

Q1:庭じまいにはどれくらいの期間がかかりますか?

A:敷地の広さや作業内容によって異なりますが、一般的な目安は以下の通りです。

  • 小規模(20〜30㎡):2日〜5日
  • 中規模(50〜100㎡):1週間〜2週間
  • 大規模(100㎡以上):2週間〜1ヶ月以上

天候や業者のスケジュールによっても変動します。余裕を持った計画を立てましょう。

Q2:庭じまい後の土地はどう活用すればいいですか?

A:主な活用方法は以下の通りです。

  • 駐車場として貸し出す(月極駐車場、コインパーキング)
  • 家庭菜園やガーデニングスペースとして再利用
  • 物置や倉庫の設置場所にする
  • そのまま維持して売却時に備える

大阪市内の場合、駐車場需要が高いエリアであれば収益化も可能です。

Q3:自分で庭じまいをすることはできますか?

A:小規模な庭であれば、DIYで対応できる部分もあります。

  • 小さな植栽の撤去
  • 草むしりや簡単な清掃
  • 軽量の不用品の処分

ただし、以下の作業は必ず専門業者に依頼してください。

  • 高木の伐採(3m以上)
  • 重機が必要な作業
  • ブロック塀や擁壁の撤去
  • 産業廃棄物の処分

安全面とコストを考えると、専門業者への依頼が確実です。

Q4:庭じまいで出た廃材は自分で処分できますか?

A:家庭から出る少量の植物ゴミ(枝、葉など)であれば、自治体の指定に従って可燃ゴミや粗大ゴミとして出せます。ただし、大量の廃材や土砂、コンクリートなどは産業廃棄物扱いになるため、許可を持った業者に処分を依頼する必要があります。

大阪市の場合、粗大ゴミの収集サービスがありますが、植木や枝は長さ1m以内、太さ10cm以内に切る必要があります。

Q5:庭じまい後、固定資産税はどうなりますか?

A:庭を更地にしても、固定資産税の評価額に大きな変化はありません。ただし、建物を解体して更地にした場合、「住宅用地の特例」が適用されなくなり、固定資産税が約3〜6倍に上がることがあります。

庭じまいのみで建物を残す場合は、この点を心配する必要はありません。


まとめ:計画的な庭じまいで安心の住まいへ

実家の庭じまいは、管理負担を減らし、土地を有効活用するための重要なステップです。大阪で庭じまいを成功させるためのポイントを振り返りましょう。

  • 現場調査と計画策定が最も重要:目的を明確にし、予算とスケジュールを決める
  • 複数業者から見積もりを取る:適正価格を把握し、信頼できる業者を選ぶ
  • 作業は段階的に進める:植栽撤去→構造物処理→整地→仕上げの順序を守る
  • 大阪の地域特性を考慮:市内中心部は養生費が追加、郊外は重機搬入がしやすい
  • 費用相場は20〜250万円:敷地の広さと作業内容によって大きく変動

庭じまいは一度きりの大きな決断です。焦らず、計画的に進めることで、後悔のない結果を得られます。

まずは信頼できる業者に現地調査を依頼し、無料見積もりを取ることから始めてみましょう。大阪には経験豊富な造園業者や解体業者が数多くあります。あなたの実家の庭が、次の世代へとスムーズに引き継がれることを願っています。

安心して庭じまいを進め、新しい暮らしの一歩を踏み出してください。​​​​​​​​​​​​​​​​

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